2013年1月13日日曜日

ギター改造 LED埋め込み その2

微妙な演奏ですが、音と動作のニュアンスが伝わりやすい?動画です
顔はもちろん「こっちみんな!!」って言われそうな感じの顔なので隠してます
ズボンは汚くてすいません。使用機材はBOSSのGT-5に挿してそこからYAMAHAの小さい15wのアンプへ繋いでipadの内臓マイクで適当に録画してます。

最近当方宛に、「手持ちのギターを加工依頼することは可能ですか?」というお問い合わせ等頂いてます。
自分でやってみようにも機材や時間が無いという方もいらっしゃるかと思います

このような加工を楽器の専門工房に依頼すれば、断られるか
指板を剥がしてLEDを仕込んで、、、、と大変な作業になり当然値段もかなりのものになるかと思います。


しかしながら、もう少し手軽にこういったギターを楽しみたい方もいらっしゃるかと思います。

スタジオノラは普段はお盆やお皿やアクセサリー等の雑貨関係の仕事をメインにしている工房ですので、あくまで楽器工房ではありませんが工作の代行というかたちでやってみようと思います。気になる方は次回の日記に詳細を書きます
よろしくお願いいたします


ギターLED埋め込み改造受付はじめました

ギターのLED加工受け付けは
こちらのページに移動しましたのでそちらでご確認下さい
http://www.studionora.com/ledguitar/ledguitar.html

2013年1月11日金曜日

ギター改造 LED埋め込み その1


昔PGM製のシグナルネックの付いたギターを見ました。
ああ、なんか、かっこいいなと思いました
そんなことを思い出し、自分で改造して作ることを思いつきました。
何本か既に作って段取りも良くなってきたので製造工程を紹介致します

このギターを改造します。バラす前に写真とればよかった

こんな感じでドリルでポジションマークに穴を空けていきます。ドリルサイズは4mm深さは5mmぐらいだと思います。
ネック横に溝を掘ります。3mmぐらいのドリルで指板の下の方を深さ3~5mmほどの穴を空けて
その穴をノミで繋げて溝にしていきます。そしてLEDがある部分はLEDの入る穴まで貫通させます


配線したチップLEDを入れて瞬間接着剤で固定します。ちなみに固定は他の全ての配線が終わってからがオススメです。(配線ミスで付かなかったりすると固定されちゃってると厄介なので)

こんな感じでポリウレタン線で配線していきます。赤と銅色の二色使ってやるとわかりやすくて良いと思います。そして、このギターは弾くと光るギターにしようと思いますのでフレットの裏側にカソード側の線を半田付けしていきます。はんだがはみ出ている部分は後でやすりで落とします。

図にするとこんな感じです。オレンジの部分はLEDのぶん増えます
エポキシパテで溝を埋めます

抵抗とダイオードをネック裏に入れます

抵抗とダイオードはこのように直列で発光本数分だけ用意します

抵抗、配線を瞬間接着剤で物理的保護をします。エポパテで埋めてある部分、LED部分もなるべく瞬間接着材を使って隙間ができないように埋めてあります
エポキシパテを削り、ハンダのはみ出た部分も削ります

マスキングします


塗料を塗ります、サーフェイサー等の下地処理はしていないので少し厚めに塗っています

マスキングをしたまま乾燥、磨きを繰り返しして大体慣れてきたところでマスキングを剥がしクリアーを上から塗ってまた1000番くらいのヤスリで磨きます。塗る、ヤスるを繰り返して良い塩梅のところで終わりにします。写真だと逆光で見えませんが加工跡は出来ちゃいます

配線をします。LEDのモード切り替えスイッチはフロントパネルに付けました

フロントパネルには電池を入れる場所が無かったので裏に電池ボックス用の穴を開けました

トーンとボリュームの間にモード切替スイッチがあります。
おわり
完成したものは次回の日記で!!